風車の健康被害
2018年2月21日の新聞
家のまわりに風車があったら…
恐怖です…
私自身、低周波音アレルギーで、隣家のエコキュートに悩まされ、主人には理解してもらえず、かなり身体的精神的に追い込まれた時期がありました。
今は、静かな場所で暮らしています。
最初の原因は、床暖房の室外機です。
新築して3年目の冬の早朝、後から建てた隣家の床暖房の室外機の音が、ボンっとなったのち、ゴーっと轟音がなりはじめて、目が覚めます。隣家からしてみれば、新築して初めて床暖房の電源を入れたのです。
悪夢の始まりでした。
床暖房の室外機は、我が家の二階寝室の窓のほぼ下にあり、また、寝室の壁に耳をあてると、柱がゴーっと、うなっているのです。夜、寝室にボイスレコーダーをセットしていたら、20分~40分おきに、20分~40分、室外機が稼働している音が録音されていました。
床暖房は、冬場は一度電源を入れたら気候が暖かくなるまで入れたままだそうなので、24時間、20分~40分おきに20分~40分稼働するので、夜間、その轟音に悩まされます。
そして、夜、寝られないので睡眠不足になり、体調を崩していきます。
ある夜、脳がギューッと握りつぶされる感覚にとらわれ、目が覚めました。目をつぶっていたら、ぐるぐるぐるぐる目が回るのです。目を開けても、天井がぐるぐるぐるぐる回るのです。そして、耳鳴り… 空間がグニャグニャ歪んで、まっすぐ歩けません。
その日からさらに、毎晩毎晩、苦しめられました。
床暖房の轟音で寝られなくなってから寝る場所は変えていたのですが…
寝る場所を変えても、耳栓をしても、音楽をかけながら寝ても、夜中に脳がうねって目が覚めるのです。
またある夜、カチッと言う音で目が覚めます。そこから、隣家の別の室外機が回りだすと、激しい耳鳴りと、脳がぐるぐるぐるぐる回りだし… そこで気付いたんです。
耳鳴りと、脳がぐるぐる回るの原因は、
エコキュートだ、って。
隣家のエコキュートの室外機、寝室のほぼ下、一階のトイレの窓の真ん前に設置されていました。境界から60センチほどの場所。我が家の壁からは150センチほどの場所でした。音と振動が抜けにくい場所に、大型の室外機が2台、我が家に向けて設置されていたのです。
そして新築して6年目に、その家をなんとか売ることができ、引っ越すことができました。ほんとにいろんなことがあって、ほんとに苦しかった。だって、私しか分からない苦しみだから。
大きな借金を背負うことになりましたが、今は静かな夜を過ごしています。
ちなみに、我が家はエコキュートはありません。以前も今も、室外機なしの、電気給湯器です。
だから、風車から出る低周波音は、被害が出る。住民の方々は、全面的に稼働を止めてとは、言ってない。夜間だけ、止めてと言っている。
静かな夜を、なぜ奪うのか。
奪っていいのか。
低周波音被害を、模擬的に体験できる場所があったらいいのに。
設置した人、低周波音ワールドを、体験すればいい、そして、寝られない、と思い悩みながら夜を迎える恐怖を味わえばいい。